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土地の仕事の大半は、表題部に記されている地積に関する部分、つまりその土地の大きさに関することと言えます。 ところが、この地積、ちゃんと現況を表していないことがとても多いのです。 いろいろな歴史的背景(縄のび等)から、現況が一致していないことが多いのですが、 その場合は、正確な地積を登記記録に反映させるための測量をします。それを地積更正登記と言います。 地積更正登記、土地を分割する分筆登記は、地積測量図を提出しなければいけませんが、 地目変更・更正登記や土地を一つにする合筆登記は、図面提出を必要としない登記です。 |
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測量をしていると、地積測量図が無いところや、あっても測量結果と距離や地積が合っていないことがあります。 その場合は、隣りの方と立会いをします。 先代がお亡くなりになり、相続が発生していれば、相続人と立会います。 円満に土地の境界が確認できましたら、確認書を作成してお互いに取り交わします。 そして、それらの確認書がとっても大切な登記書類の一部になるのです。 当事務所では、測量して作成した図面を確認書の一部として添付しています。 |
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分筆なども、基本的には、地積更正と同じで、地積測量図と合っていなければ立会いをします。 分筆する理由はそれぞれですが、代表的なのが @建物新築時において、その土地に接している道路の幅員の確保をしたい A農地部分と宅地部分それぞれを分けて、農地の税負担を軽くしたい B相続がおこった場合、遺産分割で土地を分けたい などです。 |
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地積以外で問題になるのは、地目変更または更正でしょう。 地目変更・更正は、図面を必要としない登記ということは先程申し上げましたが、 この登記単独で依頼されることは、あまり多くないと言えるでしょう。 合筆登記の前提で行ったり、建物の登記と一緒に行うことが大半です。 畑や田んぼから宅地へ変更するのが代表的な事例ですが、 その際は農地転用許可なども必要になります。 |